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Aphex Twin / Ambient Works 85-92
エイフェックス・ツインの歴史的名盤です。
これを聴かずしてアンビエントは語れませんね。
テクノはもちろんの事、ドラムンベースからノイジーな曲まで多岐に渡って様々な才能を見せ付けるエイフェックス=リチャート・D・ジェイムスですが、そんな中で一番ええわ~と思うのはやはりアンビエントやエレクトロ系。
個人的にも、もし誰かにアンビエント系で初めて聴くオヌヌメのアルバムは?と聴かれたら間違いなくこれです。
アンビエント好きなら1曲目の超名曲"Xtal"からなくトリップできるまさに極楽のようなアルバムです。
キティガイな行動をしてみたり、言動もぶっとんでるリチャードですがこの才能はやはり常人のそれとは一線を画しています・・・
2001年の"Draqs"以降、エイフェックス名義ではアルバムをリリースしないと宣言していますが、やはりこのアンビエント路線でもまだまだ才能を発揮してほしい天才です。
恒例のyoutubeより。
Xtal
http://www.youtube.com/watch?v=Q0q1gCsZykg
01.Xtal
02.Tha
03.Pulsewidth
04.Ageispolis
05.I
06.Green Calx
07.Heliosphan
08.We Are the Music Makers
09.Schottkey 7th Path
10.Ptolemy
11.Hedphelym
12.Delphium
13.Actium
1992 / UK
Ahmad Jamal / Jamal At The Pershing Vol2
今でもジャズの中ではダントツで聞きまくっているアルバムがジャマルのこのライブ盤。
今は2枚組みで年代別のベスト盤がリリースされていて、その中にそのまま組み込まれている一枚ですが、セットリストではこれが一番好きです。
ちなみに今収録されているベスト盤はこちら。
名曲Too Late Now、Cherokee、My Funny Valentineもこの人にかかれば、とても上品にまるでその空間を飛び回っているような心地よい疾走感に浸らせてくれます。
全体を通じて全く流れを外すことなく、何周でも聴いていられる気持ちよさは、自分の中ではジャズピアニストとしてはNo.1ですね。
ドラム・ベース・ピアノというスタンダードなスタイルながら、誰もが主張しすぎず、見事に共生しきっています。
ジャズを初めて聴くのなら自分はこれをオヌヌメします。
youtubeから当時の映像を見つけたので、よかったら拝聴を。
Ahmad Jamal Trio 1959 - Darn That Dream
http://www.youtube.com/watch?v=DMbmABGqPos
Ahmad Jamal Trio 1959 - Ahmad's Blues
http://www.youtube.com/watch?v=G9-bHBuzsMA
画質、音質は映像が映像なのでかなり劣化が激しいですが、CDのリマスターはかなり音はクリアになっています。
しかし、多少ボケた感じの劣化もジャズではまた深みが増してきこえますよ。
ちなみに今収録されているベスト盤はこちら。
Cross Country Tour: 1958-1961
http://www.amazon.co.jp/Cross-Country-Tour-Ahmad-Jamal/dp/tracks/B000024ACI/ref=dp_tracks_all_1/503-3946460-0339138#disc_1
01.Too Late Now
02.All The Things You Are
03.Cherokee
04.It Might As Well Be Spring
05.I'll Remember April
06.My Funny Valentine
07.Gone With The Wind
08.Billy Boy
09.It's You Or No One
10.They Can't Take That Away From
11.Poor Butterfly
空気公団 / ねむり
垂れ流しの時、テクノ中心の中でも、稀に掛ける邦楽は、これとキリンジくらいですね。
基本的に矢野彰子や谷村浩子のようなしんみりしたのが好きな自分には、これが一番フィットしています。
演奏ではピアニカ、リコーダー、オルガンなど、小学校の音楽の時間に慣れ親しんだような楽器で、どこかとても懐かしい柔らかい音に触れられます。
この”ねむり”は空気公団オリジナルメンバーとしてはラストアルバムとなりました。
タイトル通り、どの曲も深夜に聞くととても不思議な気持ちになる、まさにジャケット通りの夢の中のような世界がこのアルバムの中では繰り広げられています。
初回限定版ではプレス1000枚程度でブックカバー仕様の絵本のようなCDケースになっていました。
その初回を手に入れるために、福岡では天神と博多のCD屋を駆けずり回り、いつも客の少ない寂れ気味のダイエーショッパーズタワレコでようやく入手・・・あの時ほど、ここが潰れてなくてよかった・・・と思った事はなかったですね。
個人的に空気公団はどのアルバムも常に捨て曲がありません。
1曲1曲に聴いていて、懐かしさ、暖かさ、切なさが入り混じっていて、懐メロでもないのに思い出が浮かんできたりできるのは個人的には空気公団だけですね。
もちろん全体的にしっとりとしているので作業BGMにもオヌヌメです。
ちなみに12月には、ついに初のベストアルバムがリリース予定。
今度はちゃんと予約しないと九州では入荷も危ういですw
01.ねむり
02.とおりは夜だらけ
03.歩く
04.日々
05.どこにもないよ
06.窓越しに見えるは
2004 / 日本
Apparat Organ Quartet / Apparat Organ Quartet
TOP写真にも使っているアパラットオルガンカルテット(以下アパラット)の紹介です。
実況Vでの垂れ流しでも最近ヘビーにかけてるので皆さんの耳にも結構残っていると思いますw
アイスランド出身のアパラットはおっさん集団が4オルガン+1ドラムという編隊(変態)ユニットなわけですが、おっさんとは裏腹にチープかつ可愛い音を奏でます。
現地でのリリースは2002~3年(後にボーナストラック等付加して再リリース)なのですが日本での正式リリースは2006年という結構紆余曲折して日本では発表される運びとなっています。
アパラットとの出会いは、やはりこのジャケットを見てのジャケ買いでした。
確かだいぶ前にロキノンのレビューでジャケを見たときに何故プレイモービル・・・一体どんな何だ?とかなり脳裏に焼きつき、買って見ました。
音楽センスが世界のスタンダードより斜め上を行くアイスランド出身ということもあり全く音が想像できなかったのですが、聞いてみるとまさかの1曲目Romantikaからミニマルピコピコサウンド!
そこでもいい意味で裏切られたわけですが、2曲目The Anguish of Space Timeでは一転してダークなベース音から一気にハードな展開に。
アルバムは全体を通してミニマルなのか、ロックなのか、いったりきたり縦横無尽に色んな音楽を聞かせてくれるわけですが、どれも耳に残り、それでいて何かもの悲しさも感じる世界を感じます。
後に調べてみてわかったんですがアパラットを率いている Johann Johann(ヨハン・ヨハンソン)はキッチン・モーターズでmumやSiger Ros等とも活動を共にしたりしていて、あー類は友をよぶんだな~と納得しました。
てかアイスランドの音楽業界はそんなにせまいのか?それともこのキッチン・モーターズはよほどのエリート集団なのか?まだまだそこらへんは勉強が必要ですね・・・w
4オルガンというユニット構成を聴いたのも、後にも先にもアパラットのみ。
この変態集団はこれから一体どんな音楽を私たちに聞かせてくれるのか、目が、いや耳が離せませんお!
ちなみにアンリリースや映像のアドもおいておきます。
インタビュー~romantika
http://www.youtube.com/watch?v=6tOfaYHyEXI
konami(Live)
http://www.youtube.com/watch?v=WTIAvopghRg
romantika(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=T30dNZTXA4c
01.Romantika
02.The Anguish of Space Time
03.Cruise Control
04.Ondula Nova
05.Global Capital
06.Stereo Rock & Roll
07.Seremonia
08.Charlie Tango #2
09.Sofdu Litla Vel
2003/Iceland
※リリース年はアイスランドの方にあわせました。
underworld / Beaucoup Fish
自分はこのアルバム、underworld / Beacoup Fishから入りました。
テクノをマトモに聴き始める前は、厨房の頃に初期のダンスダンスレヴォリューションとビーマニでしか触れたことがなかったので、70's~80'sのディスコクラシックスあたりに最初はどっぷりハマりました。
そしてマトモにテクノにハマったのはこれですね。
高校生の時に友達に進められて借りたんですが、テクノの見方が一気に変わったアルバムでした。
当時はちょうどパラパラ全盛期、トランスブームってあたりで、静か目な曲が好きな自分には、テクノは肌に合わないだろうなと思っていましたが、エレクトロニカやアンビエントに触れたことのない自分にとって捜し求めていた音は、まさにこれでした。
最初のCupsから入って暴力的なビートのPush Upstars、そしてアンビエント色の強いJumboでたった3曲で見事にノックアウト。
そこからAphex Twinやらケミブラ等の王道を聴いて、気づけば変態的な鬱ビートのAkufenあたりにまで来ていたのでした。
それでもやはり、初めて聴いた時の衝撃度では、今もこのアルバムが一番に印象に残ります。
もし友達がテクノのオススメは?と聴かれたら、アップテンポなものから欝なものまで、それからのその人のテクノの選択岐を自由に選べると思う、underworldを強くオヌヌメします。
ちなみにPVで一番面白いのはKing of Snake
メガネかけたマッチョなおじさんが変態的なダンスをしながら顔をこねくり回します。必見。
01. Cups
02. Push Upstairs
03. Jumbo
04. Shudder/King of Snake
05. Winjer
06. Skym
07. Bruce Lee
08. Kittens
09. Push Downstairs
10. Something Like a Mama
11. Moaner
1999/UK